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乾太くん vs 電気 乾燥の費用 比較シミュレーター

ガス衣類乾燥機「乾太くん」と電気の乾燥機で、洗濯物を乾かす費用と時間を比べます。 数値はすべてメーカーの公表値で、ガスと電気の単価は自分の検針票の値に変えられます。

更新日:2026-09-26

使い方と単価
kg

洗濯物の乾いた状態の重さです。4人家族で1日1回6kg前後が目安です(例:6kg×週5回=30kg)。

家のガス

円/m³

検針票の「単位料金」。初期値は東京ガスの一般料金の例(176.09円/m³、2026年11月検針分)です。

円/kWh

初期値は家電公取協の目安単価(31円/kWh)です。

乾太くんの導入費用を変える(任意)
円

初期値はメーカー希望小売価格(税込)。実際の販売価格はこれより安いことが多いです。

円

初期値は京葉ガスグループの例(基本工事+ガス栓増設)。専用台などは含みません。

試算結果

乾かす量あたりの費用がいちばん安いのは

ドラム式(ヒートポンプ)シャープ ES-12P2・1kgあたり 約3.2円

乾太くん(都市ガス)は1kgあたり 約11.2円、1回(6kg)約67円で、乾燥時間は約60分です。

メーカー公表値からの試算です。試験の条件がメーカーごとに違うため、厳密に同じ条件の比較ではありません。

時間と費用(1kgあたり)

0円5円10円15円20円25円30円35円050100150200250時間(分)← 速くて安いのは左下乾太くん(都市ガス)NA-LX129ELES-12P2BD-STX130MBD-SW120M電気乾燥機(参考)除湿機(部屋干し)浴室乾燥機(参考)
ドラム式の時間は洗濯〜乾燥の合計、ほかは乾燥だけの時間です(別に洗濯の時間がかかります)。除湿機は約2kg、浴室乾燥機は約4kgを乾かす時間です。

1年あたりの乾燥の費用(週30kg)

乾太くん(都市ガス)乾太くん(都市ガス)(1年あたり):約17,500円17,500円NA-LX129ELNA-LX129EL(1年あたり):約5,900円5,900円ES-12P2ES-12P2(1年あたり):約5,000円5,000円BD-STX130MBD-STX130M(1年あたり):約7,400円7,400円BD-SW120MBD-SW120M(1年あたり):約12,000円12,000円電気乾燥機(参考)電気乾燥機(参考)(1年あたり):約32,200円32,200円除湿機(部屋干し)除湿機(部屋干し)(1年あたり):約9,300円9,300円浴室乾燥機(参考)浴室乾燥機(参考)(1年あたり):約45,200円45,200円
機器1回1kgあたり時間
乾太くん 6kgリンナイ RDT-63・6kg67円ガス56+電気1111.2円60分
ドラム式(ヒートポンプ)パナソニック NA-LX129EL・6kg23円3.8円98分
ドラム式(ヒートポンプ)シャープ ES-12P2・6kg19円3.2円160分
ドラム式(ヒートポンプ)日立 BD-STX130M・7kg33円4.7円93分
ドラム式(ヒーター)日立 BD-SW120M・6kg46円7.7円98分
電気衣類乾燥機(参考値)日立 DE-N60HV・6kg124円20.7円200分
衣類乾燥除湿機(部屋干し)パナソニック F-YHX200B・2kg12円6.0円72分
浴室乾燥機(電気式・参考値)電気式 浴室乾燥機・4kg116円29.0円180分

ドラム式の時間は洗濯〜乾燥の合計、ほかは乾燥のみの時間です。ドラム式の電気は「洗濯〜乾燥」から「洗濯のみ」を引いた乾燥の分です。電気衣類乾燥機(参考値)は、消費電力×乾燥時間の上限の目安です。

乾太くんを入れると、1年でいくら変わる?

導入費用(本体211,200円+工事69,729円=280,929円)を、ランニングコストの差で取り戻せるかの目安です。

  • パナソニック NA-LX129ELと比べて:乾太くんのほうが年 約11,600円高い(電気代では回収できません)
  • シャープ ES-12P2と比べて:乾太くんのほうが年 約12,500円高い(電気代では回収できません)
  • 日立 BD-STX130Mと比べて:乾太くんのほうが年 約10,200円高い(電気代では回収できません)
  • 日立 BD-SW120Mと比べて:乾太くんのほうが年 約5,500円高い(電気代では回収できません)
  • 日立 DE-N60HVと比べて:乾太くんのほうが年 約14,700円安い(導入費用は約19.1年で回収)
  • パナソニック F-YHX200Bと比べて:乾太くんのほうが年 約8,200円高い(電気代では回収できません)
  • 電気式 浴室乾燥機と比べて:乾太くんのほうが年 約27,700円安い(導入費用は約10.1年で回収)

乾太くんの良さは、費用より「速さ」と「大容量」にあります。時間の差も合わせて判断してください。

投資として見ると

電気式 浴室乾燥機の代わりに乾太くんを使う場合(差がいちばん大きい相手)

表面利回り(1年目の得 ÷ 導入費用):9.9%

使う年数利回り(IRR)今の価値での損得
5年マイナス−15.8万円
10年マイナス−5.6万円
15年5.4%+2.7万円
割引率:
この指標の見方
  • 利回り(IRR):この買い物を「導入費用を預けて、毎年の得を利息として受け取る運用」と見たときの年利です。預金や投資の利回りと比べられます。
  • 今の価値での損得:何年も先の得は、今の同じ金額より価値が低いとして、割引率で今の価値に直して足し、導入費用を引いた額です。プラスなら得です。
  • 割引率の 4% は国の公共事業の評価で当面使われている値、1%・2% は国債の実質利回りを踏まえた参考の値です(国土交通省の技術指針)。

CO2の量(1年)

  • 乾太くん 6kg約213kg-CO2
  • ドラム式(ヒートポンプ)約81kg-CO2
  • ドラム式(ヒートポンプ)約69kg-CO2
  • ドラム式(ヒートポンプ)約100kg-CO2
  • ドラム式(ヒーター)約164kg-CO2
  • 電気衣類乾燥機(参考値)約440kg-CO2
  • 衣類乾燥除湿機(部屋干し)約127kg-CO2
  • 浴室乾燥機(電気式・参考値)約617kg-CO2

週30kgを乾かす場合です。 電気は全国平均の排出係数(0.423kg-CO2/kWh)、都市ガスは東京ガスの排出係数(2.09kg-CO2/m³)で換算しています。契約している会社や料金メニューによって係数は違います(環境省・経済産業省の公表値)。

この条件のままのURLで共有できます(入力した内容はURLにだけ入り、サーバーには送りません)。

最安 ドラム式(ヒートポンプ)・乾太くん 1回 約67円結果へ ↓

このページの数値や表は、出典として「いくらかかるの研究所」の名前を示していただければ、テレビ・新聞・ウェブ記事・SNSなどで事前の連絡なしにお使いいただけます。紹介・引用について

この比較でわかること

結果の見方

乾太くんについて知っておきたいこと

設置には条件がある

乾太くんは、湿気を屋外に出す排湿管と、ガス栓・コンセントが必要です。壁の穴あけや窓パネルが必要になることがあります。 京葉ガスグループの案内では、マンション・集合住宅や賃貸住宅での新規の取り付けは対応していません。浴室の中など湿気の多い場所や、雨や水がかかる場所にも設置できません。

工事費の目安

京葉ガスグループの例(税込)では、新規設置の基本工事が35,200円、ガス栓の増設が34,529円〜です。 専用台(3万円台)や、長い排湿管が必要な場合は追加になります。本体はメーカー希望小売価格で、6kg(RDT-63)が211,200円、9kg(RDT-93)が246,400円です。

リンナイの「1回96円」との違い

リンナイは6kgで1回あたり96円(ガス85円・電気11円)と公表しています。これはLPガス5.9円/MJ(石油情報センターの令和4年度の平均)で計算した値です。 当サイトの初期値ではLPガスが約7.2円/MJ、都市ガスが約3.9円/MJなので、金額が変わります。ガスの量は、リンナイの公表した金額と単価から逆算しています。

よくある質問

電気とガス、結局どっちが安いですか?

費用だけなら、ヒートポンプ式のドラム式洗濯乾燥機がいちばん安くなります。ヒートポンプは空気の熱を使うため、使った電気の何倍もの熱を取り出せるからです。 ヒーターで温める電気衣類乾燥機と比べると乾太くんのほうが安く、ヒーター式のドラム式洗濯乾燥機とは、ガスと電気の単価しだいで順番が入れ替わります。

乾燥時間の比較は公平ですか?

公平ではない点があります。リンナイはカタログで、6kgの乾燥時間を「乾太くん 約60分、電気ヒートポンプ式 約312分、電気ヒーター式 約185分」と比べています。ただし試験はリンナイ自身が行ったもので、比べた電気の機種名は書かれていません。 一方、ドラム式のメーカーは日本電機工業会の自主基準で、定格の量で「約93〜160分」と公表しています。試験の条件(量・衣類・脱水の度合い)が違うため、時間も費用も「目安どうし」の比較です。

電気衣類乾燥機が「参考値」なのはなぜですか?

電気衣類乾燥機は、1回あたりの消費電力量がメーカーから公表されていません。消費電力(ヒーター強)×乾燥時間の目安で計算しているため、実際はヒーターが入り切りする分だけ少なくなります。上限の目安として見てください。

浴室乾燥機・除湿機の値はどこから?

衣類乾燥除湿機は、パナソニックの仕様(標準モード・50Hzの消費電力×衣類乾燥時間。日本電機工業会の自主基準で、洗濯物約2kg・室温20℃・湿度70%)から計算しています。 電気式の浴室乾燥機は、機種ごとの1回あたりの公表値が見つからなかったため、パナソニックが記事で示している目安(約4kgを約3時間で約116円)から計算した参考値です。 ガス温水式の浴室乾燥機は、東京ガスが「実用衣類2kgを約60分で約60円(2023年10月の料金)」と公表していますが、ガスと電気の内訳がないため、表には入れていません。

自分の電気の単価がわかりません

検針票から計算できます。電気代の単価 計算ツールを使うと、使用量に比例する部分の単価がわかります。

入力した内容は保存されますか?

保存されません。計算はすべてお使いのブラウザの中で行います。条件はページのURLに入るので、ブックマークや共有に使えます。

計算方法

  1. 乾太くん:リンナイ公表の1回あたりのガス料金を、同社の前提のLPガス単価で割ってガスの熱量(MJ)を出し、ガス1m³の熱量(都市ガス45MJ、LPガス102.1MJ)で量に直して、入力した単価を掛けます。電気は公表の電気料金(31円/kWh)から消費電力量を逆算します。
  2. ドラム式洗濯乾燥機:メーカー公表の「洗濯〜乾燥」の消費電力量から「洗濯のみ」を引いた分を、乾燥の電気とします(洗濯のみは定格の洗濯容量での値のため、乾燥の分はやや少なめに出ます)。
  3. 電気衣類乾燥機(参考値):消費電力(室温20℃・ヒーター強)× 乾燥時間の目安。
  4. 衣類乾燥除湿機:衣類乾燥時の消費電力 × 衣類乾燥時間。浴室乾燥機(参考値):公表の電気代を31円/kWhで割った消費電力量。
  5. 1kgあたり=1回の費用÷乾燥容量、1年=1kgあたり×1週間に乾かす量×52週。

前提条件と誤差

試験の条件乾太くんはリンナイの自社試験(実用衣類 綿50%・化繊50%、脱水度70%、標準コース)、ドラム式は日本電機工業会の自主基準。条件が違うため、厳密な同条件比較ではありません。
単価の初期値電気31円/kWh(家電公取協の目安単価)、都市ガス176.09円/m³(東京ガスの例、2026年11月検針分)、LPガス733円/m³(石油情報センターの全国平均からの従量分の目安)。
含まないもの洗濯にかかる水道代・電気代、ガスの基本料金、機器の値段の差(ドラム式の本体価格)、メンテナンス、乾燥機の寿命。

出典