この試算でわかること
東京都(6地域)の6畳の部屋を、室温27℃・湿度50%に保つ場合(24時間換気 0.5回/時、1人が1日8時間いる)の結果です。
- 1日にとる水の量がいちばん多いのは8月で、平均2.5L、多い日で3.6Lです。
- 1日1回の水捨てで1年中足りるタンクは3.6L以上です。タンクが2.5Lなら、1日に2回捨てる日が1年に38日あります。
- 除湿しないと、8月のこの部屋の湿度は平均で約83%になる計算です。
- 1月・2月・3月・4月・11月・12月は、換気だけで湿度50%以下になる計算です(外の空気が乾いているため)。
部屋の広さ別:1日にとる水の量とタンクの目安
東京都(6地域)、室温27℃・湿度50%、24時間換気0.5回/時、1人が1日8時間いる場合です。
| 部屋 | 8月の平均 | 多い日 | タンクの目安 | 2.5Lで足りない日 |
|---|---|---|---|---|
| 4.5畳 | 2.0L/日 | 2.8L/日 | 2.8L以上 | 6日/年 |
| 5畳 | 2.2L/日 | 3.0L/日 | 3.1L以上 | 20日/年 |
| 6畳 | 2.5L/日 | 3.6L/日 | 3.6L以上 | 38日/年 |
| 8畳 | 3.2L/日 | 4.6L/日 | 4.6L以上 | 53日/年 |
| 10畳 | 3.9L/日 | 5.6L/日 | 5.7L以上 | 64日/年 |
| 12畳 | 4.6L/日 | 6.6L/日 | 6.7L以上 | 72日/年 |
換気で入る湿気は部屋の広さに比例し、人から出る湿気は広さによらないため、12畳の多い日(6.6L)は6畳(3.6L)の2倍より少なくなります。
地域別:いちばん湿気の多い月の水の量(6畳)
条件は上と同じで、地域だけを変えました。地域区分ごとの代表地点の気象データです。
| 地域区分 | いちばん多い月 | その月の平均 | 多い日 | 除湿しないと | 水が0の月 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1地域 | 8月 | 0.9L/日 | 2.1L/日 | 約62% | 9か月 |
| 2地域札幌市 | 8月 | 1.1L/日 | 2.1L/日 | 約65% | 9か月 |
| 3地域青森市・盛岡市 | 8月 | 1.7L/日 | 2.9L/日 | 約72% | 8か月 |
| 4地域秋田市・山形市・長野市 | 8月 | 1.9L/日 | 2.9L/日 | 約75% | 7か月 |
| 5地域仙台市・福島市・水戸市など | 8月 | 2.1L/日 | 3.3L/日 | 約77% | 7か月 |
| 6地域前橋市・さいたま市・千葉市など | 8月 | 2.5L/日 | 3.6L/日 | 約83% | 6か月 |
| 7地域静岡市・和歌山市・松山市など | 8月 | 2.9L/日 | 3.8L/日 | 約87% | 5か月 |
| 8地域那覇市 | 7月 | 3.5L/日 | 4.2L/日 | 約95% | 0か月 |
多い日の水の量は、2地域の2.1Lから8地域の4.2Lまで違います。 「水が0の月」は、外の空気が乾いていて、換気だけで湿度50%以下になる月の数です。
保ちたい湿度・室温で変わる量
東京都(6地域)の6畳で、1年でいちばん多い日の水の量です。
| 条件 | 多い日 |
|---|---|
| 湿度45%(室温27℃) | 3.9L/日 |
| 湿度50%(室温27℃) | 3.6L/日 |
| 湿度55%(室温27℃) | 3.2L/日 |
| 湿度60%(室温27℃) | 2.8L/日 |
| 室温24℃(湿度50%) | 4.2L/日 |
| 室温27℃(湿度50%) | 3.6L/日 |
| 室温30℃(湿度50%) | 2.8L/日 |
同じ湿度50%でも、室温が高いほど空気が含める水の量が多いので、とる水の量は少なくなります。
よくある質問
除湿能力は何L/日のものを選べばいいですか?
カタログの除湿能力は、室温27℃・湿度60%を保った部屋で24時間運転したときの値で、温度・湿度が下がると除湿できる量は少なくなります(メーカーの取扱説明書)。 まずこのツールで、あなたの部屋で必要な量(多い日)を出し、除湿能力がそれより十分大きい機種を選んでください。 たとえば小型のコンプレッサー式の例(定格5.9L/日(50Hz)・7.3L/日(60Hz))に対して、上の6畳の多い日(3.6L)は定格の約60%(50Hz)です。
カタログの「木造〇畳」は何ですか?
日本電機工業会の規格(JEM1411)に基づく、除湿できる広さの目安です(メーカーの仕様表の注記)。家の建て方(木造・プレハブ・鉄筋)で分けて書かれています。 このツールでは、あなたの部屋の換気回数と地域の気象データから、1日にとる水の量を計算します。24時間換気の家なら、換気回数は初期値の0.5回/時のままで計算できます。
冬も湿度が高いのですが
この計算では、冬は外の空気が乾いているので、換気だけで湿度が下がります。冬も湿度が高いときは、部屋の温度が低いか、部屋干し・加湿器・調理など、この計算に入っていない湿気があることになります。 「部屋の温度」を冬の室温にしたり、わかる場合は「その他の湿気」に1日の水の量を入れたりして計算し直してください。
部屋干しの洗濯物は、どれくらいの水が出ますか?
洗濯物の量や脱水のしかたで変わります。部屋干しと衣類乾燥機の費用は衣類乾燥の費用 比較ツールで比べられます。
入力した内容は保存されますか?
保存されません。計算はすべてお使いのブラウザの中で行います。条件はページのURLに入るので、ブックマークや共有に使えます。
計算方法と前提
| 1日にとる水の量 | 空気の密度 1.2kg/m³ × 換気量 × 24時間 ×(外の空気の絶対湿度の日平均 − 室温・保ちたい湿度の空気の絶対湿度)+ 人の湿気 + その他の湿気。マイナスになる日は0 |
|---|---|
| 外の空気 | 住宅省エネ基準の公的な計算方法(建築研究所)の気象データ。地域区分ごとの代表地点の1時間ごとの外気温・湿度から、1日の平均の絶対湿度を出しています |
| 換気量 | 畳数 × 1.62m² × 天井の高さ 2.4m(公的な計算方法の参照天井高さ)× 換気回数。初期値は建築基準法で住宅の居室に必要な0.5回/時 |
| 人の湿気 | 1人あたり40W(公的な計算方法の人体の潜熱、冷房期)。水の量にすると1人1時間あたり約59g |
| 湿度の式 | 公的な計算方法 第十一章第五節(飽和水蒸気圧・絶対湿度)。大気圧 101,325Pa |
| 含まないもの | 壁・床・家具が吸ったり出したりする湿気、除湿機を使い始めたころに出てくる湿気、部屋干し・調理などの湿気(「その他」に入れた分を除く) |