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エコキュート 昼と夜、どっちで沸かすと安い?シミュレーター

エコキュートを電気の安い深夜に沸かすか、気温が高く効率の良い昼に沸かすか。 住宅省エネ基準の公的な計算方法(建築研究所)で、沸かす時間帯ごとの電気の量を求め、料金プランの時間帯別の単価で電気代を比べます。

更新日:2026-09-25

住まいと家族

省エネ基準の地域区分:6地域(国土交通省の地域区分表による)

カタログの「年間給湯保温効率(JIS)」です。3.6を超える機種も、公的な計算方法では3.6として扱います。

電気の料金プラン
  • 午前1時〜6時:27.86円/kWh
  • 午前6時〜翌午前1時:35.76円/kWh
円/kWh

すべての時間帯に同じ額が加わるので、どの沸かし方が安いかの順番は変わりません。初期値は再エネ賦課金(4.18円/kWh)だけです。

太陽光発電

試算結果

この条件でいちばん安い沸かし方は

夜だけで沸かす年 約68,600円

昼に沸かすと効率は上がりますが、昼の電気の単価が高いため、夜だけで沸かすほうが安くなりました。

月ごとに見ると、1〜3月は昼に沸かすほうが、4〜12月は夜だけで沸かすほうが安くなります。

住宅省エネ基準の公的な計算方法で、標準的なお湯の使い方をしたときの目安です。

沸かし方ごとの1年の電気代

夜だけで沸かす夜だけで沸かす(1年あたり):約68,600円68,600円昼に約半分沸かす昼に約半分沸かす(1年あたり):約70,400円70,400円昼に約7割沸かす昼に約7割沸かす(1年あたり):約71,800円71,800円
沸かし方電気の量平均単価1年
夜だけで沸かす9〜16時の割合 1%2,088kWh32.8円68,600円
昼に約半分沸かす9〜16時の割合 46%1,966kWh夜だけより6%少ない35.8円70,400円
昼に約7割沸かす9〜16時の割合 70%1,908kWh夜だけより9%少ない37.6円71,800円

「電気の量」の差が効率の差(昼の暖かい空気で沸かす効果)、「平均単価」の差が料金プランの差です。この2つの掛け算で電気代が決まります。

月別の電気代を見る
月夜だけで沸かす昼に約半分沸かす昼に約7割沸かす
1月9,860円9,620円9,650円
2月9,080円8,770円8,790円
3月8,800円8,630円8,680円
4月5,460円5,810円5,990円
5月4,510円4,820円4,970円
6月3,410円3,700円3,840円
7月2,840円3,150円3,300円
8月2,540円2,820円2,950円
9月3,160円3,430円3,560円
10月4,540円4,860円5,020円
11月5,980円6,350円6,530円
12月8,400円8,420円8,550円

CO2の量(1年)

  • 夜だけで沸かす約883kg-CO2
  • 昼に約半分沸かす約831kg-CO2
  • 昼に約7割沸かす約807kg-CO2

電気は全国平均の排出係数(0.423kg-CO2/kWh)、都市ガスは東京ガスの排出係数(2.09kg-CO2/m³)で換算しています。契約している会社や料金メニューによって係数は違います(環境省・経済産業省の公表値)。

この条件のままのURLで共有できます(入力した内容はURLにだけ入り、サーバーには送りません)。

最安 夜だけで沸かす・年 約68,600円結果へ ↓

この比較でわかること

地域で変わる「昼に沸かす効果」

夜だけで沸かす場合と、昼に約7割沸かす場合の年間の電気の量です(4人家族、効率は公的な計算方法の既定値2.7)。

地域区分夜だけ昼に約7割減る割合
1地域3,607kWh3,233kWh10%
2地域3,249kWh3,051kWh6%
3地域2,861kWh2,633kWh8%
4地域2,710kWh2,481kWh8%
5地域2,486kWh2,189kWh12%
6地域2,088kWh1,908kWh9%
7地域1,783kWh1,661kWh7%
8地域1,232kWh1,212kWh2%

お湯の量(給水の温度)や気温の季節変化も含めて、公的な計算方法で1日ごとに計算しています。

結果の見方

よくある質問

ふつうのエコキュートでも昼に沸かせますか?

昼間にまとめて沸かす機能は、「おひさまエコキュート」など昼間の沸き上げに対応した機種の機能です。対応していない機種では夜間の沸き上げが基本になります。お使いの機種の説明書で確認してください。

料金プランを変えると得ですか?

お湯だけでなく、家全体の電気の使い方で決まります。昼が安いプランは夜の単価が高めになることがあるので、家全体の電気代で比べてください。まず自分の単価を知りたい場合は、電気代の単価 計算ツールが使えます。

太陽光の電気で沸かすと、なぜ「売電単価」で計算するのですか?

余った電気は売ることもできるので、自分で使うと、その分の売電収入がなくなります。そのため、昼に沸かす電気の価値を売電単価として計算しています。 2026年度に始めた住宅用太陽光のFITは、1〜4年目が24円/kWh、5〜10年目が8.3円/kWhです。FITの期間中で売電単価が高い場合は、昼に沸かす得は小さくなります。

入力した内容は保存されますか?

保存されません。計算はすべてお使いのブラウザの中で行います。条件はページのURLに入るので、ブックマークや共有に使えます。

計算方法

  1. 公的な計算方法(第七章第一節)で、地域と世帯人数から、標準的な家庭の1時間ごと・1年分の給湯の負荷(台所・シャワー・洗面・お風呂)を求めます。
  2. 公的な計算方法(第七章第四節 電気ヒートポンプ給湯機)で、沸かす時間帯ごとの平均外気温から効率を求め、1時間ごとの消費電力量を計算します。昼間沸き上げは、昼間の消費電力量の割合を指定して計算します。
  3. 1時間ごとの消費電力量を「月 × 平日・休日 × 時刻」に集計して、料金プランの時間帯別の単価を掛けます。平日・休日は公的な計算方法の標準的な生活スケジュールに従います。
  4. 夜間の沸き上げは、公的な計算方法では7時に終わります。当サイトでは、料金プランの安い時間帯の終わり(東京電力 6時、関西電力 7時、九州電力 8時)に合わせて時刻をずらしています。

前提条件と誤差

お湯の使い方公的な計算方法の標準的な家庭(浴槽あり・追いだきあり、節湯なし)。世帯人数は公的な計算方法の範囲(1〜4人)です。
電気代電力量料金に、燃料費調整額・再エネ賦課金などの加算分(初期値は再エネ賦課金4.18円/kWh)を足して計算します。基本料金は含みません。関西電力の電化割引なども含みません。
太陽光9〜16時に沸かす電気は、すべて太陽光の余った電気でまかなえるとしています。曇りや雨の日は電力会社から買う分が増えます。
含まないものお湯を沸かしてから使うまでの時間による熱の逃げ方の違い(公的な計算方法では1日ごとの計算)、機種ごとの運転の細かな違い。

出典